抗リウマチ薬その6

比較的、安全性の高いリウマチ薬として、一般によく使われています。どの
ように働きかける薬なのかと言いますと、T 細胞、B 細胞、または、マクロ
ファージなどは、抗原に接触すると反応し、増殖します。
このとき、これらの細胞は、その形状が大きくなり、どの細胞も同じ性質を
持っています。抗リウマチ薬のサルファ剤は、これらの細胞に大きくならな
いよう指令を出し、細胞の反応や増殖を抑えてくれるのです。
サルファ剤は、副作用として、胃腸障害、発疹、タンパク尿などがあげられ
ます。アザルフィジンと呼ばれている、サラゾスルファピリジンという薬剤
は、昔から抗リウマチ効果がある薬として知られていますので、広く使われ
ていました。これには、滑膜の増殖を抑える効果があります。
抗リウマチ薬のひとつ、金製剤は、金が含まれています。この金ですが、純
粋な金ではありません。金製剤には、金が有機化合物となったものが含まれ
ています。これは、金属が細胞のなかに取り込まれると言う特徴を利用した
薬です。
白血球の中に、ライソゾームと呼ばれている細胞内器官があり、ここから分
泌されている、消化酵素が化学反応を起こすために、関節リウマチの炎症が

起こります。
そこで、この金製剤を使うことで、ライソゾーム内に金を蓄積させます。ラ
イソゾームは常に満腹の状態ですので、炎症を起こす酵素が出なくなるので
す。
金製剤の副作用としては、肝障害や、かゆみ、タンパク尿が出るケースがあ
りますので、定期的な検査が必要です。
抗リウマチ薬その6